共働きは受験に不利なのか


お子様は自発的に勉強するの?



中学受験をする小学生にもいろいろなタイプのお子様がいますが、6年生後半にならないと一生懸命勉強しないタイプが多いことでしょう。


掲示板などでも、第一志望校を目指すことでモチベーションを上げるとか、やる気スイッチとかいろいろ書かれていますが、どれも保護者様の集中して勉強に取り組んで欲しい気持ちからきています。


小学4年生や5年生くらいなら、よほど真面目な子か勉強大好きな子以外は勉強するしないで親子で揉めることも珍しいことではありません。


野球とかサッカーなら、お子様自身がやりたいということで始めたケースが多く、保護者様は了解という形なので、保護者様が本気で「そんなにだらしないなら辞めなさい」と言えると思います。


それに対し中学受験は、ご家庭の方針で私学を選んだわけなので、保護者様に中学受験をさせたいという気持ちが常にあるために、本気で叱るのも難しいことでしょう。


余談ですが、お子様から「中学受験の勉強を始めたい」と言い始めるまで待つご家庭もよく見かけます。


お気持ちは理解できますが、「始めたい」の言葉が行動と比例するわけではないような気がします。


また、お子様の言葉から始めると、「あなたが中学受験をしたいと言ったから塾に行かせたんでしょ」というセリフも使われるかもしれません。
しかし、野球やサッカーとは異なり、このセリフはお子様の心に響かないと思います。
ストレートに「うちは中学受験をすることにしているから」と言うべきだと思うのですが。



勉強好きか否か



では、そろそろ本題に入りたいと思います。
中学受験は塾代が高いから、母親も働きに行くということもあると思います。
また、結婚前に仕事で活躍し、家庭に入らない方が社会的利益が大きい場合は、お子様が幼年期を過ぎたら仕事に復帰すべきかもしれません。
政治家みたいな言葉ですね。


今回のブログは、共働きのご家庭のお子様が中学受験をした場合は有利なのか、不利なのか、また、どういうことに気をつけたら良いかを書いていきたいと思います。


まず、勉強が大好きでコツコツ真面目に取り組む子を考えてみます。


この場合は、共働きでもデメリットはないような気がすると思います。
お母様が家にいなくても、お子様はコツコツ勉強をするわけですし。


しかし、予想外かもしれませんが、こういうタイプこそ、専業主婦でお母様が家にいた方が良いと思います。


勉強を楽しく取り組むお子様は、楽しく気楽に取り組んで良い勉強にならない可能性があります。やっても身につかない勉強です。
色を巧みに使ってノートを仕上げる勉強を想像するとイメージが湧くと思います。


勉強を楽しく取り組むお子様ほど勉強の質が上がるようにフォローしたいです。
リビング学習(目の届く範囲で勉強する)で、さらにお子様との関係が良好なら、親子でいっしょに勉強した方が良いかもしれません。


共働きなら、お母様がいなかった間の勉強内容の確認は必須だと思います。


すぐにダメ出しする必要はありませんが、点数が取れなかったときに、「こういうように変えた方がいいよ」とアドバイスできるくらい勉強内容を把握すると良いと思います。


次は勉強をあまりしない子です。こちらの方が大多数かと思います。
共働きの場合は、お子様ひとりの時間が多いので、かなり心配だと思います。

兄弟と遊んでいる

遊ばないように注意する

ひとりでゲ-ムをする

ゲームを取り上げる

テレビを見る

主電源を覆い、リモコンを隠す

漫画を読む


こんな感じのイタチごっこになっている場合もあるかもしれません。


そもそもお子様は勉強をやりたくないわけなので、見張っていなければやるわけがありません。
何かを禁止にしても、次のものに移るだけです。


こういうお子様の場合は、共働きなどはもっての外で、専業主婦でしっかり勉強をしているか見張る必要があるように思われます。


しかし、見張ってもあまり集中力は増さないかもしれません。
また、共働きから専業主婦への変更も容易くできないかと思います。

  • 仕方なく、個別指導に行かせる
  • 家庭教師(お手伝いさん)に任せる
  • 通塾日数の多い塾を選ぶ
  • マンションの共同勉強スペースに行かせる

こういったことで対処されている方もいると思います。
どれも賛成できる事柄ではありませんが…



勉強時間は長い方が良いわけでもない



ここで少し視点を変えてみます。
球春到来とともにプロ野球ネタが増えてきましたが、今回も少々書かせていただきます。


例えばプロ野球の投手は、先発投手、中継ぎ投手、抑え投手の分業制です。
先発投手は100~120球投げますが1週間に1回の登板で、6日間は調整です。
それに対して、中継ぎ投手や抑え投手は20球くらいしか投げませんが、毎日ベンチに入って1週間に5試合くらい投げることがあります。


どちらが負担が大きいかというと、毎日ベンチに入る中継ぎ、抑え投手だと思います。


負担の大小で先発か中継ぎかと決めているわけではなく、適正によって分担されていると思います。


勉強でも長距離型、短距離型というようにお子様のタイプがあると思います。
長時間の勉強をやるけど、時間の割にはあまり身につかないタイプ
短時間の勉強しかできないけど、時間の割には身につくタイプ


このブログでは、よく成果主義と書きますが、勉強時間も成果をもとに決まります。
成果が出る勉強時間がベストということで良いと思います。


短距離型が2時間の勉強で成果を出しているとします。
これを、じゃあもう1時間増やしたら、成果は1.5倍!と考えてはダメです。
相手はロボットではないので、そんなたし算のような法則になることはありません。


少しずつ伸びている感覚があればそれで良しとしないといけないと思います。
少しずつ伸びている感覚がなければ、時間増でしょうか?


同じことかもしれませんが、やるべきことを伝え、時間については触れない方が良いような気がします。


共働きでも、成果主義を取り入れて必要な勉強を伝えて任せると、案外、短時間でも効果をあげ、お母様が帰ってきてからがんばり始めてもなんとかなるお子様もいると思います。


お母様が家に戻るまでにこれを覚えておきなさいという指示がベストだと思います。


では、勉強が好きではない子と専業主婦の相性はどうでしょうか?


目を離さないようにリビングでの学習をしたとします。
ここまでの流れから、これは辛いとお感じですね。


上記の長距離型と短距離型の話になります。
勉強があまり好きではない時点で、少なくとも長距離型ではありません。
長距離型ではないお子様に、お母様がくっついて長距離を走らせたらどうなるでしょうか?


ますます、勉強の質が下がり、飲み込みが悪くなるかもしれません。
お子様の拒絶反応といっても良いと思います。



専業主婦と共働き



そろそろまとめに入りますが、今度は専業主婦の場合、共働きの場合というように分けて書いていきます。


専業主婦の場合

  • お子様が勉強好きの場合
    • 勉強のアドバイスを積極的にした方が良い
    • いっしょに勉強をしてあげても良い
  • お子様が勉強好きではない場合
    • 長い時間の学習にはならなくても気にしない
    • 勉強開始が遅くなっても気にしない
    • 夜寝る時間が遅くなりますが、仕方ありません
    • 心を鬼にして朝早く起こして「この態度じゃ生活がきつい」と感じてもらうのが良いかもしれません

共働きの場合

  • お子様が勉強好きの場合
    • やっている内容をしっかり確認する
    • 勉強をしっかりやっていることを褒めたりしない
      「結果が悪くても、経過を見てあげて褒めよう」とアドバイスをする教育評論家がいますが、私はまったく理解できません。
      やっても身につかない勉強法をなぜ褒めなくてはいけないのでしょう?
  • お子様が勉強好きではない場合
    • 勉強をやっていなくてもショックを受けない
    • 成果主義で、成果が出ていれば良しとする
    • 具体的な勉強法を伝える
    • やると決めた勉強をやっていない場合は、穏やかに終わるまで続けさせる
    • 人を憎むことなく、気分良くやり遂げさせることが大切だと思います

このように考えていくと、お母様が専業主婦でも共働きでも正しく対処できればどちらでも良いのではないでしょうか。


血がつながっているとは言え、人格は独立していますので、母親がこうでなければ、受験には勝てないなどということはないと思います。


しかし、あえて結論を出すと、共働きの方が、見られない時間があるので成果主義になりやすいと思います。
成果主義は、お子様を受験戦士へと成長させてくれます。
力強く前進していきやすいかもしれません。

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