自学自習の受験は怖い



先日のブログ受験勉強は本当に4年生から始めるべきかで4年生の最初の半年で、難関中を狙えそうか、難関中は難しいかを判断した方が良いということを書きました。難関中が無理と判断した場合は、通塾を辞めて、自宅学習(通信教育を含む)に切り替えても同じ結果になる、だからお金のコストパフォーマンスを考慮されている方は切り替えるべきということを書きました。

難関中が厳しそうな判断はできるかと思います。サピックス以外の大手塾なら半年たっても偏差値50を超えられなければ可能性は極めて低いです。偏差値55くらいでも体勢を見直さないといけないと思います。

こんなことをお通いの進学塾に相談してみたら、回答は火を見るより明らかです。

昔、ヒッチハイクで一世風靡した二人組の芸人がいてね
一時売れなくなったけど、そのうちの一人は粘り強くがんばったら
いまじゃ、億万長者の大スターになったんだよ
受験も同じ。諦めなければ夢が叶うよ

確率で考えればこんなことは言ってはいけないのですが、教育界はこういう前例を利用して、無茶苦茶なアドバイスをする人がたくさんいます。塾の立場としては、退塾を出したくない。ただ、それだけのことです。
本当は「集団授業が合わないな」とか「やる気がないから塾に来ても意味がないな」と思っても退塾を促すことはまずありえません。個別塾が併設されていたら、転向を勧める可能性はあると思います。

しかし、難関中は無理だと思ったとしても自学自習に切り替えるのは不安が多いと思います。
あるいは、中学受験の勉強を始めるにあたって、通塾か自学自習を検討している方も、自学自習は怖いものでしょう。
もちろんお子様は怖くも何ともありません。怖がっているのは保護者様です。

さて、何が怖いのでしょう。
当然と言っては言いすぎかもしれませんが、私が親ならば全く怖くはありません。
算数を教えられるからではありません。その理由は10%程度だと思います。

それは中学受験の仕組みが分かっていて、作戦を立てられるからです。上手く行かないような展開になっても、それを打破するアイデアがいくつもあるからです。

その有無が、自学自習が怖いか怖くないかを決めるものだと思います。

あっ、インターエデュだと立ち位置の話題が必ず出ますが、それはたいしたことはありません。
基本的に家での学習も成果主義にすべきだと思うのですが、成果主義ということはテストで点数が取れるように覚えるという勉強です。そのテストのできで、立ち位置は分かります。
算数は、算数教材塾・探求の練習問題をやって80%以上できるのならば、開成・桜蔭・麻布候補生です。50%くらいなら、芝、本郷、鷗友、洗足レベルです。じゃ、60%ならどこだ?と考えないで下さい。あと20%を底上げすることを考えて下さい。

5年生になれば、四谷大塚のYTの過去問を学習できます。そこで、SCBAのどのくらいの位置かが分かります。これで立ち位置は十分だと思うのですが。

では、自学自習の怖さを取り除く方法を書いていきたいと思います。
怖いと思う原因は

  1. 未経験による未知の世界だから
  2. 情報がないから
  3. 教える自信がない
  4. 集団塾の競争がない
  5. 孤独だから

主にこの5点だと思います。絡み合っているので、まとめることも可能かもしれませんが、1つずつ見ていきます。

1は通塾していても同じことです。長男、長女のときは力の入れ具合が分からず苦労されるでしょう。長期的な目で捉えることは難しいと思います。これは通塾されている方がお読みになっても納得してくださるのではないでしょうか。

2は、受験雑誌を定期購読して下さい。日能研でも四谷大塚でも良いです。また、各塾で、一般の方が参加可能な保護者会などのイベントありましたら、小まめに通って下さい。それで情報は通塾生と同じくらいのものは仕入れられます。通塾していてもそれほど情報で溢れかえるわけではありません。保護者会に参加されない方もいますし。
忙しい中、時間を工面して保護者会に参加していただく保護者様には頭が下がるばかりですが、そう思っていない塾講師もいるんですね

3は、算数は対話式算数があれば、教えることは可能だと思います。

問題は理科の物理化学です。お父様かお母様のどちらかががんばって教えて欲しいと思います。
頼まれたら断れない性格なので、スカイプで理科を教えることも可能ですが

国語はこんなことを書いては角が立つかもしれませんが、解いて、答え合わせして間違いを確認すれば、普通は上達します。お馴染みの保護者様向けの良い本もありますし。

社会はお子様自身がテキストに留まらず、貪欲にいろいろな書物を読むことです。

「親の言うことは聞かず、塾の講師の言うことなら聞く」という声もよくありますが、それは内弁慶の性格というだけのことだと思います。学習効果に影響があるのでしょうか。
塾講師の話に、素直にハイ、ハイと頷いても目が離れると努力しないお子様はいくらでもいましたから(笑)

塾にいる間だけでも勉強というお考えもありますが、そのために、集団塾を選ぶというのはなんとももったいないと思います。
塾の自習教室は、特に4、5年生は、保護者様の想像を絶するほどの酷さですし。

4は、取り組み方次第です。最も手っ取り早いのは成果主義です。
「クラスで5番以内に入りたい!」
「80点以上で合格!」
あまり変わらないと思うのですが。
自学自習では、ついペースが乱れるかもというご不安もあると思いますが、だらけていたら点数が下がるというのは、集団塾でも独学でも同じです。「毎日決められた時間に勉強する」ではなく、「目標点を超えるようにがんばる」という意識で取り組み、それをクリアーしていけば、ペースの乱れは気にすることはないと思います。単元の難易度によってペースを乱すというかメリハリができるのは当然と言っても良いと思います。
また、集団塾には集団のマイナス面があり、心の負担が大きい場合もありますし。

そして、最後、5です。実は、これが最もハードルが高いです。孤独な戦いです。自信でもあれば良いのですが、自信がない上に孤独となると、選びたくない道です。

知らない山道で、真夜中に街灯もなく、霧が出て、雨が降って、一人でクルマを運転なんていったら、クルマ好きな私でも3日間は乗りたくなくなることでしょう。
そういう恐怖が自学自習受験から目を背けているのかもしれません。

しかし、そればかりは良い解決方法が見つかりません。クルマなら、強烈なフォグランプをつけ、カーナビで道の形を拡大すればなんとかなりますが、受験勉強で、それにあたるものが思いつきません。

そこで、自学自習受験生を支えたい算数教材塾・探求として1つご提案いたします。
算数教材塾・探求の会員様の特典として、スカイプで無料相談を承ることにいたします
お子様の算数のスカイプ指導は有料ですが、保護者様のご相談は無料といたします。算数だけでなく、受験全般のご相談に乗ります。スカイプのやりとりで、孤独感を軽減させることが可能です。
事前にメールで、スカイプのアカウントを教えて下さいましたら、コールがありましたら受けます。24時間オンラインではございませんので、オフラインのときはメッセージを残して下さい。

私が塾講師のとき、通塾していた方で、私以外の講師と話をしたことがないという方もかなりいました。逆に、私は挨拶程度しかしなかったという場合もありました。受験勉強のかかりつけのドクターは一人だけで十分とも言えます。ご検討願います。

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