2015桜蔭は計算力?



中学入試もほぼ終わり、入試問題の講評をいま書かなくてもいいのですが、
桜蔭の問題を解いて、とりあえず、ブログを書いておこうと思いました。

それは、桜蔭の算数は今年は根気勝負で、計算が大変だったからです。

いろいろな塾の入試報告会で、算数はやはり計算と言われることでしょう。

その前に、先手を打っておきたいということなのです。

同じことを先に言うわけではありません。
それとは異なる主張を先にしておきたいということです。

算数では、計算力が必要というのは当然のことです。

その上で、解き方を覚える、思考力、パターン化などの重要な要素が求められます。

入試報告会で、やはり計算が大事か~

と聞いたところで、何も対応策はありませんよね?

計算練習の量を増やしても得点力向上とはなりません。

前職の上司は、「計算練習は歯磨き」というフレーズが大好きで、よく使っていましたが、

その通りで、磨けば磨くほど、頑丈な白い歯になるわけではありません。
頑丈な歯にしたければ、カルシウムを取る、酸性のものを口にしないことが大切ですよね。
昔、コーラを飲むと歯が溶けるなんて言ってましたが、あれは大嘘ですよね?

ザッと見ていきますと、

38416=196×196と探す力が必要ですが、これは計算力ではありません。


65×65-(16×16+28×28)を計算する必要がありますが、
ここまでの考え方が勝負です。
捨て問と呼んだら悲しくなるほど良い問題です。


285と120の逆比を利用しますが、それは解き方がしっかり分かった人ができることです。


上下から見えないところを求めると計算が大変そうなので、
くっついている面を求めます。
4×4+8×8+16×16+32×32と、4×4+4×4+8×8+8×8をくらべます。
かなり上手く考えてもこれです。


速さの差で割って時間を求めると大変なので、
15:8の差が60で、8は60÷7×8とか
480/7:(480/7+624/7)=10:23などを計算します。

きちんと伝わっているか自信が分かりませんが、

上手く解ける作戦を練り続けて、最後は厳しい計算

という問題が多かったです。

これを計算力と捉えるのではなく、
上手く解ける方法を考えることが難しく、それを鍛えていかないといけないわけです。

計算が重要と聞くと、やっぱり基礎なんだな~

という印象を持ちやすいですが、
それと正反対の「高度な思考力・論理力」を要求されています。

感想文的な分析を読みたい方はこちら

2015桜蔭中


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