クラスはいつまでに上がれば良いか



先日の頑張りきれないお子様へというブログで、
いつまでにクラスを上がらなければという考えはよくないと書きました。

しかし、そのように考えている保護者はとても多いと思います。
今回はその理由について書きます。

保護者のとても多い考え方は、

難しいことをやる子はもっと力がついて、
難しい問題をやらないと力がつかない。

差が広がるばかり。
だから難しい問題をやるクラスにいきたい。

ということだと思います。

お気持ちは大変分かりますが、どうしてデジタルでとらえているんだろうとも思います。

あくまでもイメージ的な話で、現実にしっかりあてはまるわけではないと思いますが、

例えば問題レベルが1、2、3、4、5があるとします。

そして、クラスがA、B、Cの3つがあるとします。
Aで1だけ、Bで2、3だけ、Cで4、5だけ扱うとしたら、
たしかに「このクラスじゃ不安」となることでしょう。
実際そういうイメージで塾のクラスをとらえている人もいるかもしれません。

しかし、実際はAで1、2、3、Bで2、3、4、Cで3、4、5を扱うような感じになると思います。
つまり前後クラスで半分以上は重なると思います。
これはイメージでこういう設定にしましたが、実際はもっと重なっているでしょう。

それでも入試問題で4、5が問われる→だからAじゃ困る。
できればCに行きたいという場合もあると思います。
それは間違いではありません。
6年の9月の段階ではCにいるべきだと思います。

もっと早くからの方がいいのでは?

と思われるかもしれませんし、理想はその通りです。

しかし、授業で3、4、5ばかりをやって消化不良になっている生徒さんと、
1、2、3をやって基礎力が十分ついている生徒さんが、
6年9月以降に4、5を習うとします。

前者は相変わらず4、5で苦戦すると思います。
後者は基礎力が十分あるために一発で4、5が身につくかもしれません。

算数や理科は同じ問題を何回も繰り返しやって身につかせるという特性があります。
力量のある子なら1回で身につき、そうでない子なら5回目くらいで身につくというイメージです。

Aのクラスで、しっかり基礎力をつけて力量を上げ、

「6年後半で1回で身につけていく」

こういう作戦もないわけではありません。
(作戦というより結果的にですが)

そういうことから、いつまでにクラスを上げるというのは最も遅くて6年9月だと思います。
それより遅いと、入試での安定度は低くなります。
言いかえると、他の受験生が習ったことがある問題を、
未体験な状態で挑戦する可能性が高まることになります。

上のクラスの方が良い先生で、下のクラスは良くない先生という場合もありますが、
それは、然るべき手は打つべきだと思いますが、
それと今回の話を混同するのは違うと思います。

今回は平常のクラスの話でした。
6年後期の志望校対策の話には触れませんでした。
なぜかと申しますと、次回、続編で書くからです。
和洋折衷は避けた方がシンプルで分かりやすいと思ったからです。

ご期待願います。

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