頑張りきれないお子様へ



先日のブログで、頑張った方が良いという内容の文章を書きました。

頑張れるタイプなのに、「頑張らなくて良い」なんて思う必要はないという主旨でした。

書きながら、感じていました。

「頑張れないタイプのお子様は?」

そっちからの視点はゼロでした。

今回は、そちらに焦点を当てたいと思います。

あくまでも個人的な考えですので、一般論と異なるかもしれません。
そして、このテーマは壮大なので、決定打ではありません。
単なる一意見ですし、それで上手くいかなくても責任を取るつもりもありません。

まず、結論から書きます。

「目標は低く」

これを見てシラケてしまった人は、これ以上、今回のブログを読む必要はないかもしれません。

よく、目標は高くと言う人がいますが、それと逆行する意見です。

この「目標を低く」というのは、保護者の目標という意味です。
お子様はもっと目標を高く持っていても良いです。

例えば、20代の既婚者のサラリーマンが
夢は大きく、目標として年収2000万円を掲げたとします。
大企業の部長以上か起業するかという感じです。

そのとき、奥さんが、
一緒に目標2000万円!と言うのか
私は700万円でも十分!と言うのか

私がその立場なら後者が良いです。
自信の有無、達成できなければ恥ずかしいというものではなく、
目標は自分で立てて自分で目指していくから、その領域に踏み込まれて欲しくないからです。

こういう感覚はお子様も持っているんじゃないかと思います。

「親:目標高い、子:目標高い」よりは「親:目標低い、子:目標高い」方が良いと思います。

お子様の目標が低い場合は、親が目標が高いとそのズレが悲劇を生みます。
親も目標を低くするしかありません。

でも、目標が低くても、それを上回れば次の目標を立て、段々上がるはずです。
それで良いと思うのですが。

○年前は、あんなことを目指していたんだな~
と笑い飛ばす経験はよくあることだと思います。

具体的には、現在、偏差値が、
国40・算42・理38・社44だとします。

目標の立て方は、
偏差値の和170」or「2科目で偏差値45以上」or「全教科偏差値40以上」

ポイントは1つ頑張っただけじゃダメという設定です。
そして、その目標は最終目標にすることです。
「このくらいできれば十分ね」というものです。

受験校合格は目標にはなりません。目的となるはずです。
そして、目標を達成した結果とお考え下さい。

よく受験から逆算して、この時期までに○クラスにいないと!
という発想をする方がいます。

「いつまでに上がれば大丈夫ですか?」
という質問は数え切れないくらい聞きました。

レアケースはいくらでもありますし、
達成できなくて、下方修正という惨めな心境になっていく親子があまりにも多いです。

低い目標を最終目標にしても、それを上回ったら、
必ずもう少し高い目標になりますのでご安心下さい。

要するに、低い目標をできるだけ速く達成させるのが、
保護者の手腕だと思います。

そして、その低い目標を超えるための勉強のやり方はすぐに思いつくはずです。
いけないところを数点変えるだけですから。
参考になる友達も多いことでしょう。

高い目標を掲げると、
その英才教育の勉強法が分からないし、参考にできる友達はクラス最上位の人だけになってしまいます。

どっちががんばりやすいでしょうか?

低い目標といっても、
毎日勉強するとか、勉強時間が○時間以上とか、
そういう努力部分にはしない方がいいです。
あくまでも成績の数値目標です。
それを超えるために、親子で取り組んで下さい。

サラリーマンの営業でも
顧客10人獲得という目標は良いですが、
電話応対を上手くとか、明るく爽やかとか、そんな目標は次元が低すぎると思います。

顧客10人獲得のために長所を伸ばし短所を減らし、試行錯誤する

勉強もこんな感覚だと思います。

何年か前に、新6年の一発目の面談で、恐ろしく低い学校を目標にしている生徒がいました。

しかし、授業態度、家庭学習どれをとっても、
目標が低いからダメなんだと感じることがありませんでした。

秋の面談では、志望校を、他の生徒が目指しているような学校に切り替えていました。

そして、みんなといっしょに受かっていきました。

このくらいの学校に受からないんじゃ受験の意味がないというのは
思ってもいいですが、お子様に伝える必要はありません。

ダメだと見切ったときにスパッと受験を辞めればいいことです。
お子様を、豪腕で親の目標に届かせるというのはちょっと違うのではと私は思っています。

算数教材塾・探求を応援して下さる方は、お手間をかけますが、
下の「にほんブログ村」のクリックをお願いいたします。

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村




選択肢 投票
大変役に立った 15  
少々役に立った 1  
感想なし 0  
期待外れだった 1  

a:1783 t:2 y:2