2016女子学院中


概要

今年もやさしかったです。昨年やさしくなり、今年はそれよりもさらにやさしいと思います。
後半の5・6番は新傾向の問題です。女子学院は、切れ味のある数系の問題が毎年のように出題されるので、5番はその先生作問のような気がします。天曜日とは言われてみれば当然ですが、思いつかないですね。
女子学院といえば、「根気」と「図形(容積も含む)」と「ハイセンスが必要な数系」ですが、今年は「根気」の要素が少なかったです。個人的には大歓迎です。

問題レベルは女子学院受験者にとって、
A:超簡単
B:簡単
C:標準
D:難しい
E:ほとんど解けない

また、今後の教材で、ぜひ使用したい問題は★で表し、どこで使用するかも載せています。


(1)A
ほどほどの難度の逆算です。

(2)A・D
いきなりレベルの高い良問です。
2016÷96=21なので、「121★D」は21に、96の約数をかけたもので、126のみが該当します。
121を割って5あまる数を探します。
レベルはCかDで迷いました。
序盤で心の準備ができていなかったので、Dにしてしまいました。
★「入試対策-(学校別・フェリス)」に収録予定

(3)2つともA
4分後~17分後のうち1分止まっているので、12分で進んだ距離を考えます。

(4)㋐も㋑もA
二等辺三角形を利用して次々と角度をうめられるでしょう。4年生レベルです。
★「小4集中図形」に収録予定

(5)B
2、3枚目は無視です。1枚目と4枚目がたて、横2㎝ずつ重なるようにします。

(6)すべてA
何回も解いたことがある超典型題です。

2A
犬の動く範囲です。組み合わせていくと中心角162度のおうぎ形が3つできます。
★「小5集中図形」に収録予定

3A・C
1つ目は0.6×2016で求められます。
2つ目は156分でB、C合わせて250個つくるので、
2016÷250=8あまり16で、あまりの16個をどれくらいの時間がかかるかを求めます。
仕事算と周期の組み合わせは、案外苦手にしている受験生が多いので、正答率も少し下がるでしょう。この問題は小数が出ますし、そもそも周期性と気づかないかもしれません。

4A・C
1つ目は、正面から見える面積に奥行きをかけます。定番の問題です。「傾きは正面から見える面積」ですね。
2つ目も正面から見える面積を使います。はあてはめです。まともに解くと2次方程式です。

5C・C・A・C・D
新傾向の問題です。
1つ目は毎月1日の曜日をかいていきます。大の月の次は5つずれ、小の月の次は4つずれます。天曜日を抜かさないように細心の注意が必要です。
2つ目は毎月1日の曜日を見くらべます。11月や12月はありませんね。
3つ目と4つ目は、1年後の同じ日付の曜日は5つずれます。
5つ目は上手く考えないときついです。大晦日の何日前かを考えます。
J子さんカレンダーの大晦日は10月36日ですね。
ほどほどの難しさで差がつきそうです。

6E・B
糸口の分かりにくい思考系の良い問題です。問題不成立は残念です。

50分未満の人を①人として、面積図で処理するのが良いと思います。
(58-24)×(①+5)=(65-27)×①
となります。面積図をかかないと、どうしてこんな式になるのか分からないと思います。
①=20人と分かります。
全体の時間は27×30+38×20=1570分で、30人で割ります。
この時点では問題不成立とは思いもつきません。
ところで、50分以上60分未満の5人は平均何分だろうと考えたとしたら、
(65×20-58×25)÷5=30分となって問題不成立に気がつきます。
★「小6集中割合」に収録予定(訂正版を)

a:2482 t:1 y:1