2013市川中(1次)


概要

市川中は絶妙なレベルの問題がならび、受験層で考えると、男子は簡単、女子には歯ごたえがあると印象をもつことが多いようです。
単元的には少しひねりのある文章題系、センスが必要な数系、パターンよりは少しだけレベルの高い図形が多いです。
規則性や立体図形を得点源にできる人は相性が良いと思います。
今年は、かなり簡単だったと思います。ラストだけ難問でしたが、あとはスイスイといった感じです。

問題レベルは市川受験者にとって、
A:超簡単
B:簡単
C:標準
D:難しい
E:ほとんど解けない

また、今後の教材で、ぜひ使用したい問題は★で表し、どこで使用するかも載せています。

(1)A
標準レベルの計算です。

(2)A
距離が1.8㎞と求めたら、1.8÷2.4で45分です。

(3)A
117の約数から6以下を消します。4年生レベルです。

(4)A
天秤で15秒くらいで解けます。

(5)B
N進法です。222は26になりますが、0から始まっているので27番目です。N進法で考えずに、場合の数で3×3×3=27でもいいです。

(6)B
市川らしい文章題の良問です。スカイツリーが題材でしょうか。もちろんその知識は必要ありません。ひとひねりのある消去算です。
★「小4対話式算数練習問題」に収録予定

(1)A
例年の市川の立体図形はもっとやり甲斐があると思いますが、これはかなり易しい展開図の問題です。
台形を底面とし、底面積は容易に13.5と分かり、高さ3をかけるだけです。

(2)B
この立体2つで直方体をつくります。3㎝、3㎝、9㎝になるので、1辺9㎝の立方体にします。ミスに気をつける問題です。

(1)A
市川はコンパス持参の学校だったんですね。基本なので、作図対策は不要です。受験生ならだれでもできなければいけないレベルです。

(2)D
面積なので、計算処理が大変です。内回りは直角なので、センターラインの公式を使った方が少し楽になるかもしれません。
女子中向きの問題なので、女子はこういうところできちんと得点にしたいところだと思います。


ダイヤグラムの作図は珍しいのではないでしょうか。でもレベルは易しめで、4年生レベルです。

(1)B
Bが速さを変えてから、4分で追いつかれたので、400m差が開いていました。つまり8分後に速さを変えたことが分かります。

(2)A
楽しくグラフをかくレベルの問題です。今後このレベルは出題されないのではないでしょうか…


市川らしい、数の性質の問題です。(1)からレベルが高いです。

(1)D
1は11個、2~10は10個ずつ、11~19は9個ずつ、とやっていくと思いますが、かなりの作業になります。
計算自体は、1~10の和が55で、55×9+11=506になりますが…
正答率は低いと思います。
頭でっかちなタイプは、100C2÷9で間違えるかもしれません。
こういうタイプはもう少し足腰を鍛えた方がいいと思います。

(2)iA
18÷4=4.5だから、3、4、5、6と分かります。(1)ができない人でもこっちは正解にしましょう。

(2)ⅱE
E判定です。嬉しくなるくらいの問題です。
どうして嬉しくなるかといいますと、
ときどき、市川中の問題で「よく、こんなこと知っているな」と感じるときがありますが、これもまさにそれで、解いていく中で新しい知識に触れることができるので嬉しくなります。
3の倍数はできるとか、1以外の奇数はできるとか考えていきますが、基本は1から調べていきます。そうすると、16くらいで確信が持てます。
2の累乗は等差数列にできません。それ以外はできます。これを多くの生徒に伝えたいと思いました。
貴重な体験でした!!
★「入試対策(学校別-開成・麻布・豊島岡女子・渋幕)」に収録予定

a:1114 t:1 y:0