2科・4科選択入試


現在の首都圏の中学入試では、科目数が4科(算国理社)というのが一般的です。

しかし、それ以外では

  • 2科・4科選択(算国or算国理社)
  • 2科(算国)
  • 変則2科(東濃大一の算理)
  • 1科(公文国際:算国英から選択、攻玉社:算国から選択、高輪:算)

などがあります。

2科・4科選択というのはどちらで受験しても良いのですが、
まず、全受験生を算国の2科目合計の点数順でソートし、合格者数の8割程度の受験生を合格とし、
次に、そこで合格しなかった受験生を算国理社の4科目合計の点数順でソートし、残り2割に入る受験生を合格とすることが一般的だと思います。

俗に、4科を受験した人は2回チャンスがあると言われています。

受験勉強を始める際や、あるいは成績不振で科目数変更が視野にある場合、
2科と4科のどちらが良いか、迷うこともあると思います。

首都圏では圧倒的に4科の学校が多いので、基本は4科の勉強ですが、
受験校が定まっている場合や2科受験の学校を見て気に入った学校がある場合は
2科で良いと思います。

問題は2科・4科選択の学校の中に気に入った学校がある場合です。

上記のように、2科・4科選択の学校では、4科の生徒は2回判定されます。

このことから、「4科の方が2回判定されて有利だから4科が良い」という塾関係者がかなりいます。

私は、そうは思いません。
2回テストを受けられるわけではないので、
仮に、算国が大失敗したら、理社で取り返すのは難しいでしょう。

2科・4科選択入試は、やや定員の枠が縮まった2科入試ととらえるべきでしょう。
4科が負担ならば、算国にしぼって学習して、80%の枠を目指すのが良いと思います。

もちろん算国にしぼれば成績が無条件に上がるわけではありません。

首都圏では2科で勉強している受験生は

が多いため、学力不足というケースが多く、
2科・4科選択校の合格データを見ると、ほとんどが4科で勉強していた受験生となってしまっています。

冷静に考えれば、このデータから2科の受験生が不利とも思えません。

逆の視点で考えると、4教科勉強していても、算国が強いお子様は、
2科・4科選択校を視野に入れると、良い受験となる可能性も高まります。
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