合格率


よく保護者に聞かれるのは、何人受験したかということです。
悪い噂がたつ恐れがあるので、ほとんどの塾は非公表だと思います。

例えば、A塾でもB塾でも偏差値60のC中学の合格者が5人いたとします。
A塾の受験者が6人、B塾の受験者が20人だったらどう感じますでしょうか?

A塾は合格率80%以上で指導力抜群→うちの子も受かるかも
B塾は合格率25%で指導力不足→不安不安…

合格率は、野球の打率みたいに優劣を決める傾向がありますが、それは正しくありません。

例えば、
A塾は6人全員偏差値60以上
B塾は1人偏差値60で、残り19人が偏差値55かもしれません。

それならば、B塾は大健闘と言えるのではないでしょうか?

しかし、それもまた判断できないところで、

A塾は指導力が高く、6年秋までにきっちり偏差値60以上に仕上げてきたのに対し、
B塾はそのように育てられなかった。

とも考えることができます。

つまり、合格率では塾の指導力はまったくはかることができないのです。

塾の指導力はまったく分からない?

そういう質問に対し、個人的な回答を1つお答えします。

普通の塾であれば、3年前の実績といまの実績をくらべてみることです。
6年生になって優秀生を集める器用な塾は、前年度の実績とくらべてみることです。

3年前の実績をもとに生徒が集まっているので、
それよりも実績が
上がっているのなら、塾の指導力で引き上げた
下がっているのなら、他塾に指導力で負けているといえます。

話がいろいろな方向に飛んでしまいましたが、合格率ほど無意味な情報はないと言ってもよいかもしれません。
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