共学校


4年生など、最初の面談で、
たいてい「志望校はありますか?」と聞きます。

「まだ、考えていません」
「どうやって決めれば良いか分からなくて」と返ってくることが多いです。

そこで、私立中に対するイメージを教えてもらいます。

  • 進学校or付属校
  • 男子校・女子校(以下:男女別学)or共学校

中学入試の勉強を始めるにあたって、男女別学・共学校のどちらを希望しているかということは最も重要なことの1つです。

いまさら書くまでのことではないかもしれませんが

  • 「男子別学」とは、男子のみ、もしくは女子のみで構成される学校
  • 共学校」とは、男女が学校生活をともにする学校

また、桐光学園や桐蔭学園などのように、共学校かと思いきや、学内では男女別学という学校もあります。

学校数では、私立中学は圧倒的に「男女別学」の方が多いです。私立中学は、古くは明治時代から、新しくても戦前には開校していますので、基本的には当時の常識であった「男女別学」が歴史的な伝統としていまも健在です。
共学校の慶応中等部、青山学院は戦後の1947年、慶応湘南は1992年創立)

男女別学、共学校のメリットデメリットはここでは割愛します。
想定される男女のつきあい方もここでは割愛します。
「教えて!goo」や「知恵袋」にもいくつも書いてあります。

「男女別学だと異性の意見が聞けずに視野が狭くなる」なんてもっともらしい意見もありますが、
私個人的な考えだと、男女別学、共学校に入ったからといって人格が定まるわけではなく、12歳ならばもう十分、形成されているような気がします。

テレビドラマや読書などでも補えますし。

共学校を望むのは、女子やその保護者に多いことが特徴です。逆に男子やその保護者は男子校を望む傾向が多いように思えます。

したがって女子で、共学に行きたいと思ったら、倍率が高くなる分、ハードルが高くなると考えて下さい。

入試問題も、算数は、共学の場合、男子中と女子中の中間のレベルになっていることが多く、女子中の問題よりもひとまわり難しいです。
算数の入試問題の難易度は
早実=渋幕>渋渋>桜蔭
だと思います。慶応中等部は例外的に易しいですが。

男女別で定員が決まっている場合は、女子の方が倍率は高く、合格最低点も高くなります。同じ点数でも男子なら合格、女子なら不合格となるわけです。青山学院や早実ではかなりの点数差があります。

模試などを見れば一目瞭然ですが、男子の平均点の方が女子を上まわります。
算・理・社は男子が勝ち、国は女子が勝ちで、トータルすると男子が勝ちとなります。

つまり、男女合格基準がいっしょの学校でも、女子の場合は狭き門になっていることになります。

「共学志望の女子は算数の応用力を高めましょう。」

いままで何百回と言ってきたセリフです。
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