偏差値


1960年代(前回の東京オリンピックのころ?)から使われ始めたようです。
最近ではクイズ番組とかで、クイズの成績や、その出場者の出身校のときに偏差値を出して、デタラメな使われ方もされていますが、受験のときには大いに役に立っています。

偏差値は悪

というイメージを持たれやすいですが、合否予測の判断の1つになることは間違いありません。
偏差値教育とは、言い換えると筆記試験と同じ意味だと思います。
点数→偏差値ですから。

偏差値は同じ母集団で複数回のテストをやるときは欠かせません。テストの難易度が毎回違うからです。
逆に言えば、それ以外は使わなくても良いです。全体の上位何%だけでも良いと思います。

テストが正規分布の結果だった場合、偏差値70が上位2%、偏差値65が上位7%、偏差値60が上位16%と言われています。

例えば、慶應普通部の合格80%偏差値は、

  • エリート教育のサピックスが60
  • ナガセの四谷大塚が64
  • 庶民の味方首都圏模試センターが71になっています。

「いったい慶應の偏差値はいくつなんだ!統一しろ!」

と怒らないで下さい。
慶應普通部の合格可能性80%の受験生が、サピックス、四谷大塚、首都圏模試センターに模試を受けに行って、1教室50人いた場合、

  • サピックスなら8番目くらい
  • 四谷大塚なら3番目くらい
  • 首都圏模試センターなら堂々1位

となるだけです。

偏差値は、学校の格付けをするものではなく、合否の予測をするためのものです。

偏差値65以上を取ると、気分は最高ですが、実は優秀すぎてテストとのマッチングが悪く、問題が簡単すぎとなっていると思います。偏差値40~60の間にいるくらいの模試がレベル的にはちょうど良いと思います。

ちなみに慶應義塾高校は高校偏差値ナビというところで偏差値73でした。これも高校受験になると偏差値は上がると考えずに母集団が下がるととらえて下さい。
中学と高校で募集している学校では、一般的によく見かける偏差値で7~12くらい差がある印象があります。

偏差値については80%偏差値というコーナーでも取り上げております。

余談になりますが、個別指導や家庭教師で、偏差値をいくつあげたという広告がありますが、偏差値はミシュランガイドのような格付けではありません。
毎回のテストで、出題単元も違うし、母集団も若干変わりますし、かなり上下するはずですので、それでいくつ上がったとか不思議な広告です。
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