サンデーショック


首都圏では(それ以外の地域はすみませんが分かりません)、キリスト教の女子中の多くが、日曜日には入試は行いません。

ということで、このページでは女子の話になります。男子は青山学院など一部の共学校しか関係がありません。

入試期間は、2月1日から6日くらいまでですが、キリスト教の女子中は入試日が2月1日に多いため、その日が日曜日だと凄いことが起きます。

具体的には、入試日を2日にずらすことになります。

2月1日の定員数、2月2日の定員数というように考えていくと、例年、絶妙のバランスの中で行われていた入試が、2月1日が日曜日になると、大きく崩れるというわけです。

もちろん、1日の定員数が減り、2日の定員数が増えるので、1日の入試は総じて難易度が上がり、逆に2日の入試は難易度が下がります。

それを上手く逆手にとって、例年2日が入試日の学校が1日に移ったりします。そういう学校は良質な受験生が入学してくることでしょう。

そして、女子の難易度No.1の桜蔭が例年通り2月1日が入試日で、No.2の女子学院が例年は2月1日が入試日なのに2月2日に移ります。

そうなると、学力の高い受験生は、桜蔭、女子学院を連続して受けられることになります。

どうせ進学できるのは1校だから…

ということにはなりません。

イメージ的に数字で表すと
例年、首都圏で女子のトップ1~400人のうち
250人が桜蔭を受験し、150人が女子学院を受験するとします。
第一志望校が、早実、豊島岡女子、渋幕だったら?という話は、いまだけ無視して下さい。

桜蔭も女子学院もそのうち7割受かるとしたら、残りの合格枠から考えて、桜蔭なら700番以内、女子学院なら1000番以内なら十分チャンスがあります。

それが、女子学院の入試日が2日になると
トップ1~400人は、桜蔭、女子学院を両方受けて、どちらかに合格することになり、残りの合格枠から考えて、
桜蔭はもう枠なし、女子学院は700番以内なら十分チャンスがあるという感じになります。

つまり、400~1000番くらいの受験生にはかなり厳しくなります。

このように受験の状況が大幅に変わることから、2月1日が日曜日になることを

サンデーショックと呼びます。

しかし、トップ300に入る学力の高い人は、桜蔭、女子学院、豊島岡女子と立て続けて受けることができるため、優位な立場になります。

20年くらい前にサピックスの役員が

サンデーショックではなく、力をつければサンデーチャンスになる!」

と言って、会場をキョトンとさせた光景を目の当たりにしましたが、まさにその通りです。


まとめると、

  • 1~300位はサンデーチャンス
  • 300~1000位はサンデーショック
  • 1000~の大多数の女子は、サンデーショックに慣れている塾の先生と受験パターンをしっかり組めば問題なし

となります。次回は2015年入試ですね。
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